イギリスで語学留学中です。当blogはリンクフリーです。by Kana


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サウスバウンド by.奥田英朗

c0052689_728192.jpg久々にブックレビューです。英語読まなきゃーとかいいながら日本語の本でゴメン。。。

なな経由でa-taroさんから借りていた『サウスバウンド』を先週読み終わりました。奥田英朗(オクダヒデオ)さんは『空中ブランコ』で直木賞を受賞されている作家さん。初めて読みました。

感想:おもしろかった~。

いっきに読んでしまったよ。次、次っ!!て感じでどんどんページをめくってました。
僕の父さんは元過激派とかいうやつで、いつも家にいて小説を書いている。学校なんか行く必要ないとか言うのだけれだけれど……。少年の視点を通して、変わり者の父に翻弄される家族を描く、長編大傑作!(Amazon.co.jpより)
ってことなんだけど、傑作かもしれないね~。

過激派とかの話はよく知らないんだけど、ちょっとわかったかも(?)。
主人公の小学生、二郎の視点で考えながら読むとおもしろかったです。
なんていうのかなぁ?子供って子供の世界があって、大人とは違うんだけど、それでもやっぱ大人の影響を受けずに育つってのは難しい。だけど、その影響を鵜呑みにするのはよくなくて、それは子供も子供なりに気付く。そこで考える。そうして考えながら成長していくもんなんだねぇ。『考える余地』を取り上げてはいけないな。

あとは家族の絆ね。なんだかんだと問題あるんだけど、結局最終的には家族の絆で乗り切るの。あ、これネタバレかも。だけど、それぞれの形で生きていく。そうやって大きくなっていく。人間的にね。
そうだなぁ、どういう生き方、生活の仕方、思想が正しいのか。そういうことを問うているわけじゃないんだけど、正しい正しくないではないってことは伝わってきたような気がする。

よく思うんだけど、小説書くときってさ、きっと何か伝えたい、知らせたいことがあるんだと思うんだよね。でもそれがその通りに読者に伝わるかどうかはわからない。だけど、たとえ作者の意図していた通りでなくても、何かが読者に残るのってすごいなぁと思う。
やっぱ本っていいねぇ~。日本帰ったらまた図書館行くかな。


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by brioso-brioso | 2006-05-04 08:02 |