イギリスで語学留学中です。当blogはリンクフリーです。by Kana


by brioso-brioso
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

最近の考え事

最近いろんな事を考える。考える時間がありすぎるんだと思う。
ホントはこんなこと考えたくなくって、もっとスマートに生きられたらと思うけど、
なんでかこういうのも私。まだ受け入れられる程の準備はできてないけど、書き残しておく覚悟くらいはできたかな。


おかぁさんがこの世を去ってからもうすぐ2年半になろうとしている。なんでこんなことが起きたのか今でも私にはわからない。知りたいと思ってた時期もあったけど、今は知ってもしょうがないって思ってる。何を言っても戻らないんだってね。でも避けてた。ずっと2年半、この事実から避けてきた。回避に回避を重ねて。でもそんな私に現実は合わせてはくれない。その現実を1枚のハガキが知らせ、会いたくもない人と会うために出向かなくてはならない。行きたくないから行かないなんてわけにはいかないらしい。

そして今月、また私の身近な人がこの世を去ってしまった。実際にはよく会って話をしていたわけじゃないけど、やっぱり身内。大事な身内の一人なのだ。どんどん狭くなっていく私の身内の輪を構成していてくれた、かけがえのない人だったのに。無常にも彼も突然私たちの前からいなくなった。
このことを機に、考えたくなかったことが私に降りかかってきた。
『いつまでも身内がいるわけじゃない』
身内と言ってもいとこや親戚は遠い。距離の問題ではない。何かあれば駆けつけてくれるかもしれない。力になってくれるかもしれない。でも、すべてをかけてはくれないだろう。きっと私もそうしないように。そう、すべてをかけてくれるような家族が、私にはもう一人しかいないのだという現実を彼の死は私に残した。考えないようにしていてもそのことを小さいときから確実に感じ取っていた私は、極めて結婚願望が強かった。一人になりたくなかったにほかならない。でももう過去形でしかない。今までの自分を振り返ってみても、結婚は向いてないと思う。第一そんな段階にいかないと思う。いつか迎える父親の死を見届けた後、私は何にも動じずに強くあるために、これから修行をしていかなくてはいけないのだ。強がっているわけでも悲観的になっているわけでもない。ただ、現実を見つめる力はまだ残っていたってだけ。

『親孝行 したいときに親はなし』とはよく言ったもんだと思う。これから話したいこと、聞きたいこと、一緒に行きたいところは山ほどあった。いや今でもある。父親ではまかないきれないところが多すぎる。言っても仕方がない。考えたって仕方がない。悔やんだって、憎んだって、嘆いたって、仕方がない。仕方がないとしか言いようがない。解決方法なんてあるんだろうか。ないはず。あったらとっくに試してる。


これから私はどこに向かうんだろうか。


実家に戻ってると、他人の目が痛いときがある。スーパーで会う知り合いのおばさんたちが怖い。
「あらKanaちゃん戻ってたの? そっかぁ大学卒業したんだね。お父さんも喜んでるでしょう、一人だったからねぇ。今はお父さんのお仕事を手伝ってるの? 毎日食事の支度もしてるの? お父さんも安心ね。おばちゃんも心配してたのよ、一人でちゃんと食べるもの大丈夫かって。Kanaちゃんいてくれるなら安心ね。」
言い方はそれぞれだけど、会う人会う人にこんなことを言われる。苦痛で耐えられない。これも仕方のないこと?
父が一人になったことは町中が知っていると言ってもいい。しかもここは決して大きな町ではない。人口3万ちょっと。それに父が生まれ、育った町だ。私もしかり。それゆえに知っている人が多い。今の私にとっては非常に生きにくい町。
確かにこのおあばさんの言い分に間違いはない。本当に心配もしてるんだろう。でも「それじゃぁ私は??」と聞きたくなる。父親の仕事を手伝っているわけではないし、掃除・洗濯や食事の準備をするために私は実家にいるわけじゃない。私は父の生活の充実のために生きているわけじゃないし、そう生きたいわけじゃない。ほったらかして生きていきたいなんて思ってもないけど、自分の生活を父親中心にするなんて今の私には考えられない。だって私はまだ22歳。やりたいこと、いろいろある。この家でずっと一人、父親以外の誰とも会わずに暮らしていくなんて考えたくもない。
運よく「今は留学したいなって、準備中なんです」なんて言おうもんなら「あらぁそれじゃぁお父さんがさみしがるでしょう。家にいてあげなさいよ」と言われる。ナゼ?私は私。これまで育ててくれ、留学資金も出してくれることには感謝してる。親一人子一人になった今、いくら将来仕事がしたくっても、日本にいよう、出来れば九州に、福岡にと考えてるだけじゃ足りないんだろうか?福岡が好きだし、福岡で働いて暮らせたらとは思ってきた。でもせっかく一度は海外に出るんだ。チャンスがあるなら海外勤務もやってみたいし、そのチャンスをつかむチャンスがあるなら挑みたいと思っている。その想いが揺らぐくらいでは足りないんだろうか?私は親不孝でタダの金食い虫なんだろうか?

私の人生は私だけのもの!生きたい場所を自分で選び、自分のやりたいことを職業として生きていけたらなんてステキだろう。確かにまだそれができるほどのキャリアがないけど、せめてそのためのキャリアをつめたら、世間のみなさんにも許可していただきたい。世間の目ばかり気にして生きたいわけじゃさらさらないけど、やはりいい気はしない。結婚する人がみんなに祝福されたいのに似ている。知ってる地元のおばさんに嫌な顔されたくらいで結婚をやめるつもりなんてないけど、できることなら祝福してもらいたいものだ。私も賞賛してもらう必要はないが、私はまだ準備中なだけ。そう思うことにしよう。そうでもしないとやってらんないし。
[PR]
by brioso-brioso | 2005-05-26 03:23 | in Japan